九州水フォーラム

九州の水の可能性
POSSIBILITY

地球の水循環島・九州を世界に

人々が水資源と深く関わってきた九州を元に、世界規模の水問題解決に向けた活動が始まっています。九州の水には、地球の水資源を支えることのできる可能性があるのです。

世界が抱える様々な水問題

現在、世界各地で人口急増や都市化、経済成長が進み、加えて近年の気候変動により世界規模で水質汚染・干ばつ・洪水の水質被害が人類の未来を脅かしつつあります。また、2050年には人口は90億人に達するといわれていて、更なる人口の増加に伴う食料生産や生活排水により、安全な水の需要が高まるも、確保がいっそう困難になることが予想されています。

"世界水フォーラム"とは?

上記の水問題や人口増加に伴い、2025年には世界人口の2/3が水不足になると予測されています。これらの問題を積極的に発信・議論を行い、より良い未来を創り上げるために1997年に世界水フォーラム(WWF)が発足されました。日本も2003年の第3回水フォーラムの京都主催を機に参加し、現在まで技術・人材面など幅広い分野での貢献を行っています。

"九州"と水環境の可能性

九州地方は海に囲まれ、風や海流などよる災害が多く発生しています。そのため、九州では古来より様々な自然災害と向き合いながら歩んできた歴史があり。また湧水や温泉といった水資源も得られ、農林水産業が発展していきました。時には災害として、時には恵みとして多様な形をとる自然と向き合ってきた経験は、今後の地球の水問題を解決する大きな手がかりとなる可能性を持っています。